2010/05/09

Last in first out, 最後の人が最初に出るきまりって。

昨日全米の予算カットで先生の人員整理が行われるというニュースが流れていました。その時に
LIFOに反対する人たちが活動を行っている、というニュースでした。
参考 ニューヨークタイムス 英語 web → http://www.nytimes.com/2010/04/25/education/25seniority.html

LIFOとは、Last in, First out というルールで、同じ業務に携わっているひとをレイオフする場合、最後に採用された人たちから最初に解雇になるルールです。アメリカ以外の国でも採用されているようですね。もちろん、レイオフの人材整理とは別に、会社に有用でないと判断された人材はそのつどポジションがなくなる等の形で解雇される社会ですが、LIFO は人材が優秀かどうかの 判断基準ではなく解雇が行われるのは不思議な感じがしました。避難場所が一杯になったら最後に入ってきた人が最初に出て行く、というようなイメージでしょうか?このルールが決まった背景にはアメリカの開拓時代の歴史的背景もあるのでしょうか。アメリカ社会が意外に年功序列社会に驚きでした。

景気の回復は緩やかに進んでいるようで企業の体力は戻ってきているようですが、フェリーやバス代の値上げだとか飲料税(コーラとかのソフトドリンク類への課税)だとか徐々に市民の懐を直撃する物価上昇が懸念されるところです。

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