2011/09/07

破壊と再生

昨日、親戚からの手紙が届きました。

福島県小名浜の四倉にある太平館という旅館の取壊しについての連絡でした。

築100年になる和風建築の建物で、しばらく前から後を継ぐ人がおらず、運営はしていなかったようですが立派に残っていたそうです。

311の震災で壁が剥がれ落ち、津波で床下浸水した影響と、行政からの取壊しの意思確認があり年末に取壊す事に決めたという連絡でした。

既に荷物は、ボランティアの方の手を借りて運び出しが済んでいるそうです。

その地区では同様に取壊しを予定している建物が500棟ある、とも書かれていました。すっかり町の風景が変わってしまうのだろう…。

母は小学生の頃遊びに行った記憶があるので、震災の影響をより身近に感じているようでした。

取壊し前に見てみたいな、と思っています。

町の再生復興を祈ります。

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