2010/08/27

鍼灸の混雑時期 in 長野

再び岡谷の友人宅です。岡谷は美味しいうなぎ屋さんがあります。それに上諏訪では9月上旬まで諏訪湖畔で毎晩8時半から15分ほど花火が上がっています。余談ですが9月4日は新作花火の試験打ち上げらしいです。お世話になった友人のご主人様が鍼灸師さんでいつが一番混雑するのか?という話題になりました。 

一番は、春。通常で考えると寒くなってきたら古傷がいたんだりして通院者が増えそうですが、こちらでは寒いので出かけない人が多く、逆に春先に「ちょっと人より元気な年配の方が畑仕事に精を出しすぎて腰を痛めて通院する」そうです。
二番目は、11月。『御葉付け』という野沢菜の漬け込みをする習慣があり、昔は作物が取れない時期は貴重なお野菜保存食だったので大量に漬け込んで冬を過ごしたそうです。今はそんなに食べなくなりましたが、『DNAに刻まれた大量に漬ける!』という気持ちが抜けないそうで、「今年は半分の量にしてみましょうか?」と言ってもやっぱりたくさん漬けて腰痛になるおばあちゃんが多いようです。
最後に、順位はわかりませんが雪国ということでやっぱり『雪かき』が原因の患者さんが多いそうです。

友人曰く、「スポーツやウォーキングをするときは準備体操をしっかりする人たちも、ウォーキングより明らかに運動量が多い雪かきをする前に準備体操をする人はほとんどいないんだよね」とのこと。「いきなり全開のパワーで筋肉を使うことが腰痛や肩こりを引き起こす原因」。納得です。日常生活に無意識でやっていることにも当てはまりそうですね。

(下の写真は甲府の空。)

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